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書籍 「読書について」2013年03月09日 11時08分23秒

 新聞の広告を見て読みたくなった書籍です。図書館で検索したら、所蔵されてあったので、図書館で予約をして借りて読んだ書籍です。

 書籍の内容は、哲学者ショウペンハウエルの「読書について」の書籍で書かれたことを取り上げて、著者の経験から解説しています。途中、読書だけでなく、雑誌やネット、TVなどの情報とどのように向きあえばいいのかが書かれてあります。

 気になった個所としては、読書とは自分の代わりに誰かが考えてくれることであり、その人の心の動きを反復しているだけであり、読むことばかりに慣れてしまうと、極端な例だと自分で考える力を失ってしまう。これは、論文など読む場合を例にして、説明されてあります。このような内容は、他の書籍でも読んだことがあります。TVなどもただ見ている状態だと、結局、何も残らない意味のない時間になってしまいます。

 読んだ内容についてあとから再び思索することなく絶えず読書を続けると、値を下すことなく、たいていは失われてしまう。自分の読んだものが身に着いたかどうか、確かめる方法として、「書くこと」であると書かれてあります。逆に読んで書くときに何も浮かんでこないのは、知識が身についていないということであると、これは以前に別の書籍でも読んだ記憶があります。そのため、いまは800字程度の簡単な感想を書くようにしています。

 やはりこの書籍を読んで、古典を読みたくなりましたが、原著の書籍をそのまま読むのは難しく感じます。今後も、コツコツと様々な書籍を読みながら、古典を読んでいこうと思っています。

「読書について」、ショウペンハウエル、渡部昇一、PHP研究所

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