カウンター

雑誌 「日経ものづくり 2013(1)」2013年03月02日 13時20分06秒

12の鋼の工場長という特集記事がありました。この記事のなかで印象に残ったのが、寺方工作所の社長の記事です。技術を向上する上では既存の技術を知らにといけない。「基本的なことは、大抵は本に書いてあるから人に聞かなくても勉強できる」という言葉があり、何か新しいことを進める上で、しっかりとその前の技術を把握しておく必要がある、意外にこれがやれてないことがあるように感じています。今回の記事は人材育成に関係して書かれてありました。

熟練者のノウハウを引き出すでは、この仕事は大変に感じます。部品の作図において、従来から描かれている形状のため、そのまま形状を利用することが多くあります。なぜ、このような形状になっているのかと突き詰めると意外にあいまいな個所が多くあります。そのため、そのあいまいな個所を数値で明確にしようとすると、かなり大変作業になります。しかし、その数値化がノウハウを作っていくことになります。いま日本の製造業は、その最適設計をする上でもあいまいな寸法をなくすためにしっかりと要件を作る作業をすすめています。そして、その数値だけを海外に持ち出して、設計をすることで効率的に品質のよいものをつくることができます。

Google
WWW を検索 investment.asablo を検索