書籍 「ローマから日本が見える」 ― 2009年08月24日 00時57分24秒
書店で気になるタイトルの書籍が置いてあったので、早速、購入して読みました。書籍が発刊されたのは、昨年のようなのですが、集英社のキャンペーンで、今年の夏に読んでおきたい書籍として置かれてありました。
書籍の内容は、ローマの歴史で、ローマの起源からローマ帝国の初期までの内容が書かれてあり、ローマ人の考えたことの解説があります。まさにローマ人の物語を凝縮した感じで、細かい箇所は分からないので、やはりローマ人の物語を読んだ方がいいように感じました。
最後の方の「ローマから日本が見える」の章は、いまの衆議院員選挙の期間に読んでしまったので、投票の参考になるように感じました。著者は、分かりやすいように、ローマ史と日本の政治を重ね合わせて説明しています。
欧米からは、ローマは批判的な印象であることが書かれてある箇所があり、驚きました。キリスト教などの一神教を国教として受け入れなかったローマには、欧米の人には、良い印象がないのだと感じました。ローマ人の物語は、まだ共和政のところを読んでいるため、このあたりの事は知りませんでした。
著者も述べていますが、日本人はローマの歴史、ローマ人の行動を、しっかりと見定めることができる、数少ない人種なのかもしれません。ローマ人の物語は、これから帝政への内容を読んでいくところなので、きちんと読み進めていきたくなりました。
「ローマから日本が見える」、塩野七生、集英社文庫