映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」2015年03月25日 17時45分05秒

 土曜日に映画を見てきました。

 映画の内容は、第2次世界大戦下の1939年イギリスで、若き天才数学者アラン・チューリングはドイツ軍の暗号エニグマを解読するチームの一員となります。高慢で不器用な彼は暗号解読をゲーム感覚で捉え、仲間から孤立して作業に没頭していた。その目的が人命を救うことに変化し、一丸となったチームは、思わぬきっかけでエニグマを解き明かす。天才数学者アラン・チューリングは、その後コンピューターの概念を創造し「人工知能の父」と呼ばれた英雄にもかかわらず、戦後悲劇の運命をたどった。

 映画を見る前は、暗号エニグマを解くことができればよいと思っていましたが、解けた後が、大変な状態になり、難しい判断が必要になることがわかります。ドイツに対して、暗号エニグマが解かれていることが伝わってはいけない。ドイツが暗号を解かれていることを知ると、暗号を変えられてしまう。罠にはまっていると知りながらも、それを仲間に伝えることができない。アラン・チューリングが暗号を解いて伝えても、仲間に作戦の変更を伝えるか、援軍を送るかは上層部が決めることになる。知っていても何もできないというのは、非常に辛いように感じました。

映画では、このような場面は長くなく、すぐに戦後の話になっていきます。現実に仲間を見殺しにしたことは、あまり触れたくはないかもしれません。戦争の終了で、暗号エニグマの関連の資料を焼くところは、印象的な場面です。

キャスト:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、マーク・ストロング、チャールズ・ダンス、アレン・リーチ、マシュー・ビアード、ロリー・キニア

スタッフ:監督:モルテン・ティルドゥム、原作:アンドリュー・ホッジス、脚本・製作総指揮:グラハム・ムーア、撮影監督:オスカル・ファウラ、音楽:アレクサンドル・デスプラ