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書籍 「永遠の0」2014年04月05日 09時36分33秒

 映画を見てから実際の書籍を読みたくなり、書店で購入して読みました。書籍の内容は、映画とほぼ同じ印象でした。書籍で読んでから映画を見た方がいいように感じました。

 書籍の内容は、零戦に乗りながら「妻との約束を守るために死ねない」と生きることを選んだ祖父であるが、最後の特攻隊員になり死を選んだ生涯を調べる孫達の話です。

 戦争時の状態の話が生の声のように綴られてあり、意外な印象を受けた個所もありました。様々な場所での戦いがあり、まだ知らないことが多くあるのを知りました。もう、戦争を語れる人が少なくなっているので、資料に残していくとは大切に感じます。

戦争を単純に美化することは問題がありますが、書籍に書かれたような日本兵の状況や心情などが詳しく書かれてあり、その当時の大変さが伝わってきます。日本の戦争を指揮していた指揮官には大きな過ちがあったのが感じられます。どこを見て、どこを目的に戦争をしていたのか、本当にわからなくなっています。日本全体の収拾がつかなくなっているのが感じられます。

 現状の政治の状況を判断して、将来を考える上でも、戦争の書籍を読むことは重要に感じます。今回、太平洋戦争の書籍を読むのは久しぶりだったので、年に1冊は戦争に関連する書籍を読んでいこうと思っています。

「永遠の0」、百田尚樹、講談社文庫

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