狂言 「三本柱」(和泉流)2012年01月21日 20時35分16秒

 能楽堂で狂言「三本柱」(和泉流)を見てきました。狂言「三本柱」の内容はわかりやすく面白い曲でした。

 幸せで裕福な(果報者)は新しい家を建てようと考えていました。三人の家来(冠者)の知恵を見極めるために、家の柱にするために山に切ってある3本の木を各人二本ずつ持って帰れと命じます。

 冠者達は、早速、山へ行き、柱を見つけ担ぎますが、各人一本しか柱を持てないので考え込んでしまいます。

 柱を持ったまま考え込んでいたので疲れてしまい、三人とも持っていた柱をとりあえず置いて休みますが、よく見ると三本の柱で三角形が出来ており、その頂点に立てば各人二本ずつ持てる事に気づきます。

 柱を持ち拍子に掛かって帰宅すると、主人が「よくやった」と言ってめでたく三人を家に迎え入れる。

 幸福な主人と知恵に恵まれた家来達が揃い、皆で協力して新しい家を建てるというめでたい曲です。

 木をひきずったりする場面があり、能の舞台に傷がついてしまうのではないのかと心配になりました。豊田市能楽堂は、まだきれいなので、「三本柱」の曲は合わないような感じがします。舞台を隅々まで利用するために、正面席よりも中正面席の方が見やすいように感じました。

 最後は、きれいに木を持った冠者が並び、中央に果報者が立って舞台できれいに揃います。終わった直後に拍手したくなるような、気持ち良い終わりでした。

 狂言 「三本柱」(和泉流)

 シテ 佐藤友彦ほか