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雑誌 「日経ものづくり 2013(2)」2013年03月17日 08時26分45秒

 「事故は語る」の記事は、除雪機の事故に関する内容でした。発生した事故において、安全装置が働いていれば起きなかった事故もあります。安全装置は何らかの手段により解除されたままで利用されていました。記事では、安全装置そのものが除雪作業に負荷になるようなことになっていないか指摘しています。安全装置の設置には、利便性やコスト面で商品力にマイナスと見ることが多いいが、安全性の確保こそ長い目で見れば商品力になると指摘しています。

 新しい連載で、イノベーティブ思考というのが始まりました。今回の内容は概要でしたが、気になった箇所がありました。近年、技術のコモディティー化とも関連し、技術がアナログ型でノウハウの蓄積が重要だった時代は、社内で地道に技術を磨くことが有効だったが、技術がデジタル型でコモディティー化が進むと、ノウハウの蓄積よりも顧客の価値の複雑さを素早く理解した上で多様なプロの様々な考えをまとめて新しいソリューションを最初に世に送るというスピーディーな知の結集が重要になる。そのためには、人との協力関係を創造できる人材が必要になります。具体的にどのような形で進めるのがよいのか、今後の連載を参考にしたいと思っています。

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