書籍「いっしん虎徹」 ― 2020年04月26日 13時16分51秒
書籍「いっしん虎徹」
越前で名を上げていた甲冑鍛冶・長曽祢興里(虎徹)は、自らが鍛え上げた兜を一刀のもとに叩き切る刀を鍛えるという夢を持つようになった。越前から鋼を学び直して、重病の妻を伴い江戸に出た。江戸での師匠らとの出会いで、人と人との繋がりで、刀鍛冶・虎徹は刀を作り続けることができます。そして、刀を作り続けることで、生きること、死ぬことの意味を問い続けて、人として生きることの意味を考え続けることで、刀の作りにつぎ込まれていきます。最後は清々しい終わりで、読んでよかったと思える内容にできています。鉄と共に生きた刀鍛冶・虎徹の情熱を感じることができます。
「いっしん虎徹」、文藝春秋
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