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雑誌 「100分de名著 洪自誠『菜根譚』」2014年12月31日 05時36分55秒

 以前から読んでみようと思っていましたが、中国の書籍のため、解説書があっても読みにくいように想像していたので、まだ購入して読んだことがありません。テキストの説明では、中国の明代末期に成立した、処世訓の最高傑作とされる洪自誠の『菜根譚』。その不思議な書名は「堅い菜根をかみしめるように苦しい境遇に耐えれば、人は多くのことを成し遂げられる」という故事に由来する。

 実際に内容を読むと、非常に実用的な内容になっているのがわかります。気になった文章としては、人を信じようと言っても、相手は必ずしもそれにこたえてくれるような誠実な人とは限らないから、裏切られることもある。でも少なくても自分だけは、人を信じていたという意味で誠実であると言える。

 人の小さな過失を責め立てず、人のプライバシーをあばかず、人の過去の悪事をいつまでも覚えていない。この3つのことを守れば、自分の道徳心を養い、また危害を遠ざけることができる。

 幸せや、趣味のことなど様々な内容があり、洪自誠の『菜根譚』を購入してみようと思っています。

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