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狂言「牛盗人(和泉流)」2014年05月05日 19時11分41秒

 今日、能、狂言を見てきました。狂言は、「牛盗人」(和泉流)で、非常にわかりやすいです。普段と異なるところは、子供がでてくることです。おおよそ10歳程度の子供の出演が多いようです。やはり舞台に上がると体が小さいので、衣装を着て歩いているだけで、かわいらしいです。子供の甲高い声が響いて、いつもと違った感じです。

狂言の内容は、鳥羽院の牛が盗まれ、犯人を訴え出た者には願いどおりの褒美を与えるという札を立てます。一人の子供が登場して、兵庫三郎が犯人であると訴え出ます。兵庫三郎が捕えられて牛を盗んだことを否定しますが、証人として子供と対面します。

 子供は、兵庫三郎の子でした。兵庫三郎は捕えられますが、子供が願い事を叶えるように訴えます。願い事は、兵庫三郎の釈放でした。人情味あふれた狂言でした。笑いはあまりありませんが、意外に兵庫三郎の言い訳が長いのが疲れます。

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