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雑誌 「100分de名著 『般若心経』」2013年02月26日 05時25分41秒

先月のTVで放映していた内容のテキストですが、TVで語られた内容は一部で、テキストでは般若心経に関する説明が多くあります。TVでは、般若心経の中身に関して説明がありましたが、テキストは般若心経ができた大乗仏教から、般若心経で語られている内容の理由などの丁寧な説明があります。

 100分de名著の「ブッタ『真理のことば』」も見ていたので、すこし仏教に詳しくはなってきました。上座仏教と大乗仏教をきちんと分けて考えることが重要に思えます。今回は般若心経では、なぜ観音様と舎利子が登場するのかなどの搭乗人物の理由や、話のストーリーの理由などが説明してありました。いまでは、単なるお経の一つと思っていましたが、その時代に書かれた理由を考えると書物であることを感じることができます。

テキストの著者は、「はじめに」のところで、般若心経に関して「本当のイメージを伝えなければならに」と言葉がありました。このテキストを読んで、確かに般若心経のイメージが大きく変わりました。般若心経の内容の解説書は多くありますが、般若心経の生まれた状況などの説明はあまりなく、今回、知ることができてよかったです。やはり仏教は長い歴史があるのだと思います。

 私のいまの心境からすると、教えとしてはダンマパダがいいです。釈迦の理論的な考えはいいのですが、いまの時代に生活しながら実践するのは難しく、夢もありません。いまの生活の中で楽しむことを考えると、262文字でできている般若心経は長さもいいです。写経などは、般若心経はいいですが、書かれている内容としては、やはりダンマパダの方がいいように思えます。

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