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書籍「華氏451度」2021年07月31日 14時03分01秒

 人は、考えることをしなければ、幸せになるのか。いろいろ考えると、恨みや妬みなどにより、不公平や不幸などを感じてしまう。非常に、面白い発想だと思いました。そのため、考えることのない世界で、ただ好きなことや決まった仕事をして、日々を暮らすという世界が幸せな世界なのか。いろいろと考えさせる内容でした。

内容は、TVなどの情報とは異なり、書籍は読むと考え、さらに行動に起こすようになります。そのような世界は、不幸な世界であり、そのような人物や書籍を排除する世界になっている。それでも、少数の人々は、書籍を記憶して、後世に伝えることを考え、行動していく人々も存在している。主人公が書籍を通して、考え悩んでいくことが描かれてあります。

 やはり、現代のように、簡単の情報を得るようになると、苦労することなく知ることができるが、書籍を読んで得ることと違う感じがしていきます。この書籍は、SFとしては評価が低いようですが、やはり、有名な書籍であり、読んでみてよかったです。

「華氏451度」、レイ・ブラッドベリ、早川書房

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