書籍「世界史の針が巻き戻るとき」 ― 2021年05月08日 06時59分46秒

図書館にあった書籍で、タイトルが気になったので借りて読みました。この著者の書籍を他にも読みたくなりました。前回に読んだマルクス・ガブリエルの書籍よりも読みやすく、わかりやすかったです。
とくに気になってのが、モラル企業といった環境危機を解決するために活動ができ、善行からお金を儲けることができることを考える。今後は、もっと企業に対する要求が上がっていくが、それの答えることが求められる。
物理学者は様々な研究を行っているが、これが人のためになっているのかを考える必要がある。物理学者ほど、哲学的な考えが必要に感じてくる。人が幸福になるためには、どんなことができるのか、考えていく必要があります。
人工知能に関する内容もあり、人口は人の知能との違いを感じることができます。さらに生産の自動化などの話もあり、自動化が最終的に人のためになるのか、しっかりと考えていかなくてはならないように思えます。
マルクス・ガブリエルの他の書籍も読んでみようと思っています。
「世界史の針が巻き戻るとき」、マルクス・ガブリエル、PHP新書