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豊田市能楽堂 狂言「鬼の継子」(大熊流)2020年11月08日 09時46分43秒

 若い母が子供を連れて帰郷する途中の夕暮れに播磨の印南野で鬼に襲われる。鬼に子を助けてほしいと頼む女に自分の妻になれと迫る。妻は承諾して支度をする間に、鬼に子の世話を頼む。鬼は子をあやしながら女を待つが、女は鬼の肩に乗った子を偽物と載せ替える。そして、鬼から子と共に逃げる。鬼は、可愛らしい子を肩に乗せていたが、子があまりに美味しそうに感じて、食べようとしますが、すでに偽物になっていたのに気づきます。

 楽しい話で、鬼が一生懸命に子をあやして女を待っているので、このまま終わるのかと思いますが、女がしたたかでよかったです。鬼の中心の舞台の端で、何か女が支度しているのを気づきましたが、意外に見逃すかもしれません。

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