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書籍 「20世紀特派員 1」2013年04月05日 07時28分18秒

 書籍を整理していたら、まだ読みかけの書籍がありました。20年ぐらい前に購入した書籍で初版でした。続きがどの程度あるのかと思って調べたら、6巻まではあるようで、すでに絶版になっています。さらにアマゾンで中古本は、1円で売っているようなので、全巻購入してみようと思っています。

 書籍の内容は、激動の20世紀を振り返る内容で、その当時の出来事の説明がりますが、さらにその背後にある要因の解説へと続きがあります。

第1巻では、ロシア革命、スターリンの粛清政治、そしてソ連崩壊、アメリカのハワイ併合、日系ペルー人の抑留生活などの記事があります。ソ連の崩壊などはNHK特集などでよく特番があったので内容を読んでもわかりました。しかし、アメリカのハワイ併合などは、あまり知らなかったので意外な感じがしました。この当時の日本の行動が非常に難しかったが、各国が日本の巨大化を恐れていたのが感じられます。

 日露戦争の内容は、様々な書籍や映像があるので有名ですが、当時のトルコでのロシアに関する情報収集の記事など、生々しい内容が描かれています。当時の日本は、アメリカのCIAの超えるような、すごい情報収集能力、陽動作戦をしていた感じがします。

書籍では、日韓の歴史に関しては、やはりいまの韓国からの歴史が歪んでいるのが感じられます。日本では、しっかりと歴史を教えた方がいいように思えます。このような書籍を読まないと、韓国が描いた作った歴史になってしまう恐れがあります。この書籍を読んでいても、日韓の記事は日韓併合の内容などが中心で、読んでいて疲れます。しかし、韓国の王家の話は残念に感じます。王家が存続していれば、もう少し変わった韓国になっていたように感じます。

この書籍では、後半はアメリカとの関係の記事が多くあります。アメリカの過去の動向を分析すると、自国を巨大化して、欧州に負けない力をつけていったのが感じられます。日本は巨大なアメリカに何とか自国の立場を守るのに一生懸命という感じです。このような書籍を一度は読んだ方がいいように感じました。

「20世紀特派員 1」、20世紀特派員取材班、産経新聞社

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