書籍 「800字を書く力」 ― 2009年01月01日 10時21分03秒
図書館にあった書籍で、文章の書き方などが置かれてある書棚でない箇所に置かれてありました。偶然、タイトルが気になり、手に取りました。そして、早速、借りて読みました。
書籍の内容は、文章を書き方に関する説明があります。800字書けば、言いたいことは伝えることができ、重要なことは、読者が読み進めるにつれて視野が広がり、思索が深まるような文章であること、文章の構成の起承転結はあまり重要でないということが書かれてあります。さらに文学について、小説は説明を嫌い、詩は明言を避ける、文学は読み手への押し付けを嫌うと著者の考えが述べられてあります。そして、書くと同時に読むことも重要であり、読む上で疑問を持ったり、予測して読むことが必要であることが書かれてあります。
この書籍は、練習問題が多くあります。私の場合だと、著者の考えどおりな回答をしてしまうため、読んでいて自らの文章の足りないところなどが明確になり、楽しむことができました。
「800字を書く力」、鈴木 信一、祥伝社