書籍 「社会契約論」 (1) ― 2008年11月18日 21時51分03秒
社会科の授業等でよく出てくる書籍で、タイトルと著者、時代は暗記させられた記憶があります。有名な書籍ですが、読んだことがなかったので、早速、購入して読みました。各章ごとに読んだ感想を書いていきます。
社会契約論 第1編
書籍の内容は、人間のあるがままの姿において最善の法律を定めようとした場合、市民社会において正当で確実な統治の規則というものがありえるのか考察していくことに関しての導入部のことが書かれてあります。
どうすれば共同の力をもって、それぞれの構成員の人格と財産を守り、保護できる繋がりの形式を見出すことができるのか、この繋がりにおいて、各人はすべての人々と繋がりながら、しかも自分自身への服従しかせずに自由でありつづけることができるのか、これを解決することが社会契約の課題であると述べています。
この社会契約という基本的な契約は、自然の平等を破壊するものではなく、自然が人間にもたらすことのある不平等の代わりに、道徳的、法律的な平等を確立するものであると述べています。
第1編の内容は、人間不平等起源論の内容をまとめた感じです。これから読み進んでいくと、市民の平等を確立するための社会に関して、どこまで明確に書かれてあるのかが興味深く、楽しみです。
「社会契約論」、ジャン=ジャック・ルソー、(中山 元)、光文社古典新訳文庫
社会契約論 第1編
書籍の内容は、人間のあるがままの姿において最善の法律を定めようとした場合、市民社会において正当で確実な統治の規則というものがありえるのか考察していくことに関しての導入部のことが書かれてあります。
どうすれば共同の力をもって、それぞれの構成員の人格と財産を守り、保護できる繋がりの形式を見出すことができるのか、この繋がりにおいて、各人はすべての人々と繋がりながら、しかも自分自身への服従しかせずに自由でありつづけることができるのか、これを解決することが社会契約の課題であると述べています。
この社会契約という基本的な契約は、自然の平等を破壊するものではなく、自然が人間にもたらすことのある不平等の代わりに、道徳的、法律的な平等を確立するものであると述べています。
第1編の内容は、人間不平等起源論の内容をまとめた感じです。これから読み進んでいくと、市民の平等を確立するための社会に関して、どこまで明確に書かれてあるのかが興味深く、楽しみです。
「社会契約論」、ジャン=ジャック・ルソー、(中山 元)、光文社古典新訳文庫
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