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書籍「予測不能の時代」2021年06月15日 17時44分34秒

 予測不可能な変化に立ち向かうためには、やってみて、そこから学ぶという実験と学習、目的にこだわり、手段にはこだわらない、自己完結的な機動力を持つ、自律的で前向きな人づくりに投資することなどが書かれてありました。

 社員の生産性において、生産性は幸せな人ほど高いことがわかっている。幸せな人や幸せな組織は、フラットであり人と人のつながりが特定の人に偏らずに均等であること、5分から10分程度の短い会話が頻繁にあること、会話中に身体が同調して動くこと、発言権が平等であることなどがある。

 実際にデータを収集して、数年間にわたる研究から得ていることに驚いた。このような研究をしている人がいるのだと、自身も、当然、研究の対象でありデータ収集をしている。著者の他の書籍も読んでみたくなりました。

 さらに予測不可能な変化に自分自身を鍛えるために、最後には訓練の仕方まで具体的に書かれてある。参考になるいい書籍でした。

「予測不能の時代」、矢野和男、草思社

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