豊田市能楽堂 能「邯鄲」(喜多流) ― 2021年02月28日 17時50分11秒
舞台は中国になります。解説の田崎未知さんが詳しく中国の物語の場合の話などあり、興味深かったです。全体のストーリーの解説があり、さらに演出者のコメントの話をあったので、その気持ちを感じられるように見入ってしまいました。
物語としては、蜀の国の盧生という青年が、生きることに意味について悟りを得たいと考えて、楚の国に高層に会いに行きます。その途中の邯鄲の宿にて、不思議な枕を借りて眠ります。
盧生は、夢の中で皇帝となり、最高位の栄華を手に入れて、50年の歳月がたってしまいます。さらに1000年の秘薬を手に入れたところで、宿の女の夕食の支度ができたとの声で夢から覚めます。夢から覚めた盧生は、人生の短さと儚さを知り、その大切さを理解します。
思っていたよりもよい内容で、能の舞台で本当に横になります。子役の舞も楽しめます。その舞が終わった直後に、その場で拍手をしたくなる感じでした。歌舞伎なら拍手や掛け声がはいるように感じました。
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