豊田市能楽堂 狂言づくし「新作狂言 鮎」(野村万作、野村萬斎) ― 2019年12月31日 10時17分37秒
前半は狂言の萩大名でした。
後半は、新作狂言の鮎でした。鮎は、取手川で鮎を捕って暮らす才助の前に小吉と名乗る若者が来ます。若者は、才助の制止を聞かずに金沢で一旗上げようと向かいます。そこで、一からはじめて、みるみる出世します。
この辺りのテンポがよく、見ていて楽しくなっていきます。しかし、最後に才助が頼みごとをしに小吉を訪ねます。非常に印象深い感じでしたが、意外な結末で終わることになります。
やはり能や狂言はうまくできたストーリーであり、演じるものが舞台をいろいろな場所に変えてしまうのが面白いです。
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