書籍「失敗の本質」 ― 2025年03月30日 08時59分01秒

書籍「失敗の本質」
書店に並んでいた有名な書籍ですが、購入して読んだことがなかったので、今回、購入してゆっくりと読みました。
書籍を読んで、旧日本軍のような組織体制や指揮者(管理職)と、いまの会社組織が残ってしまっているところも感じます。ミッドウェー海戦の内容は有名ですが、インパール作戦はやはりあまりにも悲惨で、読んでいてもつらい感じです。どうして、作戦の中止が止められないかが描かれてあります。
日本企業の組織体制を改革していく必要がありますが、次の時代を創生していく上で、新たな知識を蓄積していく必要があります。そして、その知識から新たなものを創生する自律的な活動ができる組織体制や人材が重要です。当然、各自が自由に活動していると方向性が一致しなくなるため、大きな方向性を一致させるために、将来のビジョンは組織で共有することが大切です。
今後、どのようにしていくのか。しっかりと考えていく必要があります。
書籍「失敗の本質」、野中郁次郎、中公文庫