書籍「シャンパンは死の香り」 ― 2025年02月08日 12時07分53秒

探偵が、人が亡くなる場に立ち会ってしまうことになり、これは自殺ではないと話すことで、複雑な話になっていきます。本人が自殺の話をしていたことから、周囲が自殺で終わらそうとするところを、探偵が一人で殺人として調査を始めます。
この件は自殺で終わらそうと周囲が動きだします。はじめは全員がもしかして犯人なのかと思ってしまいます。しかし、それぞれの人が自殺で終わると過去の関係や事件が明るみにならないようにしていることが少しずつ明らかになっていきます。
最後に探偵の上司が容疑者を一堂に事務所に集めて、現場の配置を再現し、状況を説明しながら、犯人を明らかにしていきます。
かなり終盤にならないと犯人が見えてこないので、ひたすら読み続けてしまう感じのストーリーになっています。
「シャンパンは死の香り」、レックス スタウト、論創社