豊田市コンサートホール 「アルド・チッコリーニ ピアノ・リサイタル」 ― 2014年06月19日 05時34分29秒

ピアノのリサイタルに行ってきました。「芸術の探求には終わりがなく、人は自分の年齢とともに精神が成熟する」と語る巨匠アルド・チッコリーニです。杖をついて会場に入ってきました。ピアノに杖を立てかけて演奏が始まりました。すべての演奏で楽譜を見ずに弾いていました。
杖をついていたのと異なり、ピアノの演奏は最後までしっかりとした演奏でした。淡々と演奏が続く感じで、ゆったりとした演奏でした。いつもCDで聞いている感じよりもゆったりとした滑らかな印象の音色に感じました。今年で88歳になってのコンサートであり、多くの教え子を輩出したようです。
機会があれば、またコンサートに行きたいと思いました。
・出演:アルド・チッコリーニ
・曲目
ブラームス/4つのバラード 作品10(全4曲)
グリーグ/ピアノ・ソナタ ホ短調 作品7(全4楽章)
ボロディン/小組曲(全7曲)
カステルヌーヴォ=テデスコ/ピエディグロッタ 1924 ナポリ狂詩曲(全5曲)
・アンコール曲
・エルガー/愛のあいさつ
・グラナドス/アンダルーサ~スペイン舞曲集第5番