雑誌 「100分de名著 『老子』」 ― 2013年06月17日 05時49分01秒

先月のTVで放映していた内容のテキストです。「孔子」は読んだことがありますが、「老子」は、書籍を読んだことがありませんでした。
今回のTVを見ても「老子」が難解な感じがしてきます。「老子」は、複数の著者により書かれた書物のようです。老子の教えは、いまの禅宗の教えに取り入れられているようです。「老子」は、支配階層のために書かれた権威を維持するための方法が書かれた内容です。しかし、最近は癒しの書として読まれるようになっています。
癒しの書として注目されているのは、がんばらなくていい、あるがままのあなたでいいという意味が使われているからのようです。しかし、実際は戦いが多く行われた時代であり、そのような時代に生きた人、王に向かって書かれた書籍のためであり、今の人とは異なる感じがしました。
現在では、社会組織のリーダーなど関係するような感じがします。書籍でリーダー論のような内容の中に「老子」の一部の内容が書かれてありました。格差社会なども考える上での説明もありました。
今回のようなわかりやすいテキストを読んでも難しく感じました。