書籍「隷属なき道」 ― 2022年01月02日 07時23分52秒
格差を生んでいる内容に関して、書籍を読んでみると意外な印象を受けました。通常に感じていることと印象が異なりました。
日本では格差が広がり続けており、所得再分配政策は、高齢者への社会保障に偏っており、現役世代の格差縮小にはほとんど寄与していない。これは様々な書籍でも指摘されていることである。その打開策として、ベーシックインカムがある。ベーシックインカムには高所得者への課税を、どのように考えるのかも必要になってきます。
気になった内容としては、金融業に関することです。様々な金融の商品を生み出し、お金を動かすことで多額の利益を上げる方式の仕事は、本当に価値があるのか考えてしまいます。
金融業はうまくやると多額の金額を手にすることができますが、それが人の役に立っているのかを考えさせられました。やはり、地について仕事をすることが重要に感じてきます。書籍の本筋とはことなりますが、そのようなものづくりの重要性を感じました。
思っていたよりも読みにくかったです。もう少しわかりやすい単語や表現ならば、もっと読む人がいるのでないかと思います。
「隷属なき道」、ルトガー・ブレグマン、文藝春秋
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