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書籍「死の淵を見た男」2020年05月17日 18時16分29秒

 3月に映画を見に行こうと思っていたのですが、コロナの関係で見に行くことができませんでした。そのため、電子書籍を購入して、読むことにしました。

 内容はNHKなどでも取り扱っていたので、おおよその知っていたのですが、やはり書籍で読むのとは、また異なります。2011年3月11日、日本は「死の淵」に立った。福島県浜通りを襲った大津波は、福島第一原発の原子炉を暴走させた。日本が「三分割」されるという中で、使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な闘いを展開した人々の記録です。

 4号機建屋での津波でなくなった人の話は、知らなかったので驚きました。非常に大変な所を、行方不明者2名を探すというのも大変だったとも思います。照明がない中で、水の溜まっている状態で、危険な状態の中の探索というのも、それだけでも話ができそうです。

 子供の頃から、科学雑誌等でも日本の原子発電所は、絶対に安全と言われていたので、こんな事態になるとは思っていませんでした。想定外ということは、あるのだということがわかります。技術にも限界があり、それを超えるようなことが起こり得るので、やはり、どこかで安全という観点から止めることが必要に思えます。

「死の淵を見た男」、門田隆将、角川文庫

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