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書籍「普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話」2020年05月01日 11時15分24秒

 書店に行くのも行きづらくなっているので、電子書籍での購入で読書をしています。10年ぐらい前に購入した電子書籍の端末ですが、まだ十分に利用することができます。いまから思うと、購入しておいてよかったと思っています。

 書籍の内容は、年金制度崩壊、医療費アップ、増税、物価上昇など不安をあおるようなさまざまなニュースが報じられ、「老後貧困」「老後破綻」という言葉から、将来への不安を抱く人が増えています。「老後資金は2000万円必要」との話があり、大きな話題になりました。

 著者は、様々な人々のケースを見て、妥当なお金の使い方が述べられています。書籍を読んでいて、私の場合は大きな知見は得られませんでしたが、考えていることが概ね一致しているのは感じられました。

 とくに保険や家のことを考えている人は、参考になるのではないかと思っています。ただし、家を購入しようと考えて迷っている人は、結局、家を購入するための安心材料がほしいので、このような書籍や、著者に意見を求めてくるという内容が気になりました。人生の重要決断において、自ら考えているが、もう一押しの理由を探しているというコメントは、自分自身にも言えるような感じがしました。

著者は、老後に備えるということは、自分にとって何が大切かを考えるということです。お金にとらわれ過ぎない楽しい人生を送りましょうと述べています。

「普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話」、佐藤治彦、扶桑社BOOKS文庫

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