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書籍「賭博者」2020年03月08日 09時46分14秒

 将軍の義理の娘ポリーナに恋心を抱いている主人公の話からはじまります。それぞれの考えで、カジノに集まっているのが、そこに遺産相続などの思惑が入り交ざり、話が複雑化していきます。

 しかし、意外に娘ポリーナの縁戚、大金持ちの「おばあさん」の訃報からの意外な展開があり、カジノに大金持ちの「おばあさん」が姿を現します。カジノの状況が刻銘に描かれており、意外に「おばあさん」が賭博に熱中しているところが、賭博の怖さというのを感じました。

 最後に主人公が大当たりを出して、カジノを去りますが、やはり再び、カジノに戻り、苦しい生活をすることになります。やはり人間の弱さや、変化を受け入れて、変われない人の状態が描かれてあります。やはりどこかで変化したり、人生を方向を変える努力というのが重要に思えます。

「賭博者」、ドストエフスキー、亀山郁夫、光文社古典新訳文庫

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