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豊田市能楽堂 能「花筐」(宝生流)2017年09月03日 11時04分35秒

 能の内容は、越前に住んでいた大迹部皇子は、次の天皇として都へ迎えられます。寵愛していた照日前へ手紙と花筐を届けます。手紙には、秋に再開が約束されていたが、皇子との再会を願うあまり、「物狂」となって、まず、奈良の都を目指します。

 そこで、天皇の一行と遭遇して、天皇より照日前へ芸を所望します。照日前は自身の思いをこめた芸を披露します。思いと芸の見せ場を重ねた本曲は、世阿弥の物狂能です。やはり世阿弥の時代に考えた内容が、いまの時代でも受け入れられるというのは、長い歴史がありますが、あまり人は変わっていないことが感じられます。

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